Hello world!

 私たち、歯舞あさり部会はわずか9名の部会です。夏場は歯舞の主たる漁業である昆布漁業を営んでいるため、操業期間は1月下旬から4月上旬まで行っています。漁は極寒の中で行うので体は芯から冷えきってしまいますが、そんな中で漁獲したあさりは大粒で身がぎっしり詰まっており、味が濃いので酒蒸しやみそ汁など皆さまの温かい料理をさらに引き立たせます。
 また、当部会の取り組みとしてあさり漁を成り立たせていくため、漁場整備に力を入れています。数年前、漁場に海草や藻類が繁茂し、底質の悪化が原因で、漁場が荒廃寸前まで追い込まれました。
 このままではいけない!!と自ら立ち上がり、漁協や指導機関の助言を受け、農業用耕耘機を使うなど、新たな発想を取り入れ、整備を実施しています。試行錯誤しながら、今のスタイルを確立し、また更なる維持管理方法を追求し今も努力して、多くの皆さんに私たちの獲ったあさりを食べて頂けるよう資源増大を目指しています。